第6回 日本臨床薬理学会 東海・北陸地方会

このたび、第6回 日本臨床薬理学会 東海・北陸地方会の開催の機会をいただくことになりました。会期は2022年7月30日㈯、開催方式福井市地域交流プラザAOSSA 6Fを基点にWEB配信となっております。多くの研究者、医師、薬剤師、薬物治療に関連する皆様にご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。私が当初2020年開催を仰せつかりましたが、新型コロナウイルス感染症の猛威により延期をせざるを得なくなりました。その後本感染症はいったん沈静化したように見えたものの、今年2022年オミクロン株による急速な感染拡大が生じ、未だ世界的に医療・経済を含む社会の混乱が続いております。しかしながら2021年には岐阜薬科大学林秀樹会長によりハイブリッド形式の第5回日本臨床薬理学会 東海・北陸地方会学会が開催され成功裡となりました。そして、この度私再度の機会を頂戴し、上記のように開催を予定させていただくこととなりました。

日本臨床薬理学会は、1969年に設立された臨床薬理学研究会を基としています。本会は動物実験による薬理学的知識はヒトでたしかめられた上で臨床に応用すべきであるとの立場に立ち、新薬の臨床評価の重要性を認識して、科学的基盤に立脚する薬物治療学の確立を目標に掲げました。1980年には現在の日本臨床薬理学会となり、2016年からは全国6支部による地方会が開催されることとなりました。そして2022年、私が第6回東海・北陸地方会開催を拝命いたすこととなり、大変光栄に存じます。

本学会は臨床薬理の切り口から臓器横断的であり、異なる分野の専門家が一つに集まることのできる魅力があります。同様に、薬を媒介として、医師、薬剤師、臨床研究コ-ディネ-タ-、企業など様々な立場の医療関連職が、一つの会場でディスカッションができることも大きな特徴です。第6回のテーマは「高齢者に求められる臨床薬理イノベーション」といたしました。ランチョンセミナー、教育講演、特別講演、そして10数題の一般講演(WEB口演)を予定いたしたいと存じます。

学会に向けてご演題のご登録等皆様のご協力をお願いするとともに、多くの方のご参加を心よりお待ち申し上げております。本来でありますれば福井の地にお越しをいただき、時節柄焼き鯖寿司やへしこなどをご堪能いただけますと大変うれしいところ誠に残念です。ただWEB開催となりますと移動の手間がなくなり逆にご参加いただきやすい面もあろうかと存じます。鋭意準備を進めておりますので、WEB上ではありますが、当日皆様にお会いできますことを楽しみにしております。


第6回日本臨床薬理学会 東海・北陸地方会
当番会長 福井大学 血液・腫瘍内科
山内高弘

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このたび、第6回日本臨床薬理学会 東海北陸地方会を、2022年7月30日(土)にWEB配信にて開催することとなりました。
本会は、日本臨床薬理学会の地方会として毎年1回開催され、臨床研究や治験、創薬に関する動向が活発に発表・討議されております。参加者は東海4県(静岡・三重・岐阜・愛知)および北陸3県(富山・石川・福井)で活躍中の医師、薬剤師、治験コーディネーター等で、200名に上ります。本会開催の意義と事情をご賢察の上、格別のご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

協賛項目:プログラム・抄録集広告、寄付金
申込方法:開催趣意書・募集要項や申込書を送付させていただきますので、以下の事務局までお問合せください。


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